谷田一郎 個展
空〈くう〉のためのドローイング

Ichiro Tanida Drawings Toward Emptiness

 

2022年のデビュー以来、谷田一郎は仏教哲学における
「縁起」と「空〈くう〉」の可視化を試みてきました。
本展では、2024年から2025年にかけて描き続けてきた
《空〈くう〉のためのドローイング》を展示します。

 

会 期:10月30日(木)〜11月15日(土)
開場時間:13:00〜19:00 木・金・土のみ開催

※11月8日(土)のみトークライブ準備のため、開場時間が異なります。
 11月8日(土) 開場時間:13:00〜16:30
会 場 :@btf 東京都中央区勝どき2-8-19 近富ビル倉庫3F 3B 地図
入場料 :無料


信國太志 ×谷田一郎 トークライブ「芸術と仏教と縁起と空」

11月8日(土)17:30〜
先着40名 17:00開場 19:00終了予定

申し込みされていない方は入場できません

トークライブ申し込みフォーム

オープニングパーティー
日時:10月31日(金)18:00〜20:00

どなたさまもご自由にご参加いただけます

 

私は、「かたち」を探していた。

それは、意識と無意識のあいだにいる。

作ることと作らないことのあいだにいる。

その道を歩き続けるうちに、小さな「つながり」が、かすかに立ち現れてきた。

その「つながり」こそが、私にとっての「かたち」であり、絵を描くという行為そのものなのだ。

谷田一郎


【空 / くう】

すべてのものは因と縁によって生じ(縁起)、つねに移り変わり(諸行無常)、

固有の実体はなく(無自性)、私という自我もない(諸法無我)。

それは無や虚無を意味せず(中道)、関係として仮に現れる(仮有)。

それが、空である。



谷田一郎 1965年東京生まれ。
1980年代後半よりイラストレーターやグラフィックデザイナー、
CGクリエイターなど様々な分野で活躍の場を広げ、
1994年にCGと音楽をリンクさせたCD-ROM作品で独自の世界観を表現し注目を浴びる。
その後、CG制作の経験を活かして制作したCM 「ラフォーレ・グランバザール」シリーズを皮切りに
CMディレクターとして年間30本以上のCM演出を担当。
1990年から映像作品を制作し、2018年より「VJ TECHNOVA」としても活動。
2022年谷田一郎個展「グラフィティ仏陀」 Akio Nagasawa Gallery Aoyama

谷田一郎氏インスタグラム

 




 

【次回の展示】

竹屋すごろくは誰だったのか?

ヒロ杉山と竹屋すごろくの展覧会
会期:2025年11月27日(木)〜12月20日(土)予定